【保存食】みきぺ、イタリアのレモン酒「リモンチェッロ」とレモンシロップ作りに挑戦!

こんにちは。みきぺ(@mkp_smileblog)です。

先日、知り合いのアートディレクターさんの作業部屋作りに行った時のこと。
その建物の一階はオシャレなカフェになっているのですが、帰り際店先で段ボールに山積みされた広島レモンを発見。「3個100円」に惹かれてついつい6個も買っちゃいました。
だって、スーパーだったら3個で200円以上するんですよ。買うしかない。

当然一人暮らしの(独身の)みきぺは大量のレモンをひとりでは食べきれないわけです。
頭に浮かんだのは「保存食」。
レモン酒か、レモンシロップを作ろう、と思ってネットサーフィンしていたところ、見慣れない名前のお酒を発見。

「リモンチェッロ」

はあ。なにこのイタリアンなシャレたお酒は。
と思ったみきぺはレシピを検索。
どうやら、レモンの皮で作るお酒らしい。
てことはよ、レモン酒"か"レモンシロップじゃなくてレモン酒"も"レモンシロップも作れるやん。最高か。

ってことで、今日は南イタリアのマンマの味、リモンチェッロとレモンシロップを作ろうと思うよ!

【リモンチェッロの作り方】

材料
・スピリタス
 アルコール度数96度のもの。ウォッカの中でも一番アルコール度数の高いものです。
 酒屋さんになかったので、みきぺはアルコール度数40度のスミノフウォッカ(スピリ
 ッツ)750mlを購入。
・レモンの皮6個分
 いろんなレシピを見ましたが、みなさん量はバラバラでした。本場イタリア人が作って
 る記事を見つけましたがスピリタス1Lに対してレモン8個使ってましたよ。
 レモンはできるだけワックスや農薬を使っていないものを選びましょう。
・水750ml
 スピリタス:水→1:1
・グラニュー糖500gくらい
 こちらもいろんなレシピを見た結果、だいたい水:砂糖→1:0.5〜1:1の割合で作
 ってました。みきぺは三温糖を使いました。
・瓶
 今回はウォッカ750ml+水750ml+砂糖500gが入る2ℓの瓶を使用しました。



作り方

①レモンをよく洗い、皮をむく
  


 白い綿の部分は苦くなるので取り除きます。みきぺ家の包丁は切れ味が悪いので、ピー
 ラーで。きれいにむけましたよー。



②レモンの皮をスピリタス(みきぺはスピリッツ)に一週間〜10日ほど漬ける
 
お気に入りの容器を使うとめっちゃわくわくします...かわええ。


③レモンの皮を取り除く
皮が白くなり、スピリタスにレモン色が移ったらOK
一週間漬けた皮。ウォッカの度数が低い場合は皮がこれよりもっと白くなるまでもう2、3日置いたほうが良いかもしれません。ちょっと後悔。


④水に砂糖を加え火にかけ、シロップを作る

⑤シロップが冷めたら皮を取り除いたスピリタスと合わせる。
 
あれ...茶色いやん。みきぺは三温糖を使いましたが、レモンの色を楽しみたい方はグラニュー糖で作りましょう。
 あと、皮で砂糖漬けしようかな〜♪って思ったけどカチカチだった…ウォッカに搾り取られたのね。もうレモンとしての役割は充分果たしたということでポイしました。
ありがとう、皮。
うっかりミスで最初に入れた瓶に入りきらなくなったのでホームセンターで2ℓのを買ってきました。

⑥更に1週間ほど寝かせたら完成!



【レモンシロップの作り方】

材料
・レモン6個
・砂糖レモンの重さと同じくらい
・はちみつ お好みで適量
・瓶
 今回は1ℓの瓶を使いました。

作り方

①レモンをスライスし、種を取る



皮付きのままでも良いですが、みきぺはリモンチェッロに使ったのでむいてあります。
みきぺは半月切りにしましたがいちょう切りでも良いと思います。
取るのメンドクセ。なんで種取るのかが知りたい。


②レモンと砂糖を交互に敷き詰める
砂糖こぼした。もったいないので無理矢理詰めました。ジャムも砂糖が多い方が長持ちするっていうしね★


最後にはちみつをたらして密閉して1週間寝かせれば完成!






レモンシロップは、今の時期ならホットレモン、夏はキンキンに冷えたレモネード。
レモンはビールに入れても美味しいのでレモンシロップで試してみたいです。
最近気温が低くて気管支が弱ってるので、咳き込んで眠れない夜はホットレモンを飲むとだいぶ楽になります。

リモンチェッロは、本場イタリアでは冷蔵庫で冷やしてストレートで飲むそうです。
甘くて飲みやすいですが、度数が高いので飲み過ぎには注意しましょう。
今回三温糖を500g使いましたが、ストレートで飲むには甘過ぎたので水:砂糖 1:0.5くらいにしておいた方がいいかもしれません。
みきぺは最近お酒弱くなったのでソーダ割りにして飲むかな。
あとはお菓子作りにも使えそうだし、料理の香り付けにもいけそうですね。

材料の分量は全体的に目安として、「砂糖多めの甘いレモンのお酒」をイメージして作ったらいいと思います。イタリアでもそれぞれ家庭によって違うでしょうし。




どちらもとても簡単、材料もシンプル。しかも短期間で出来上がるので他の果実酒の出来上がりを待つまでこれで楽しめそう。嬉しい。
2016年の冬前にカリン酒を漬けて(カリン酒についての記事はコチラ。)、来年の梅酒を漬ける時期までに何かやりたかったのでちょうど良かったです。
ちなみにカリン酒はだいぶアルコールの主張が弱くなってきて、さわやかな味になってきました。あと3ヶ月くらいかな。出来上がりが楽しみです。


こうやって生活の中で季節を感じたり、その土地の特産品を使ったりするのは心が豊かになりますね。
みなさんも興味があれば是非試してみてください。